つらつらなるままに

5人を愛でるブログ

クリエの当日券に並ぶということ

自担はいわゆるデビュー組である。

しかし、ジュニア時代から応援してきた私には
今回ジャニ銀でクリエの当日券に並ぶ人たちの気持ちが痛いほど良く分かる。


とあるすの担の人のブログを読んでとても心が動かされたので、私なりの想いを書いてみたい。

 

これはあくまで私の個人的な想いですので、
こんな人もいるんだなって感じで見てください。

 

自担は入所して1年ほどで、中山優馬 ʷ/B.I.Shadowとして活動しだした。

これはデビューではないが、テレビや紙面に映る機会が増すことは嬉しいことでもあった。

でもNYCBOYS、NYCの活動は色々複雑で、未だになかなか言葉にするのも難しい。

分かってはいたことだか、歌番組で抜かれるのは一度。ほんの数秒。

この数秒に自担がどれだけかけていたか。

抜かれる度に良かったと思う気持ちと、もっと映れー、世間に見つかれーって思ってた。

 

B.I.Shadowとして曲をもらったり、ドラマに出してもらえたり、スマスマで中居くんにグループ名影っていいのみたいにいじってもらったり、その頃はこのグループでデビューするんだろうなと私も思っていた。

 

まぁ、そう簡単にいかないもんです。

 

SexyZoneとしてデビューが決まっても、B.I.Shadowのファンにとっては受け入れられない人も多く、B.I.Shadowとしてのデビューを望む人も多くいた。
デビューしてからも当人たちの望まないところであきらかなる差が生まれ、大人の事情に大いに巻き込まれ、矢面に立たされファンの集中砲火をプロとはいえ成人迎える前くらいの子たちが浴び、それを受けていく。

なんでこんなことばっか起きるのかなと思ったことが幾度となくあった。


誤解なきように言いますが、私はどの形でデビューするのが正解だったとか、デビュー後の形についてどうすべきだったとか文句を言うつもりは毛頭ない。あの事務所が繰り出してきたものを受け取るか流すかの自由はこちらにあるので、嫌ならやめるしかないしという風に思うようになってる。

 

前置きは長くなったが、このようなことも含め、何年も事務所のいろんなグループのデビューを見てきた自分にとって、ジュニアというのはとても流動的でなんの保障もないことは痛いほどよく分かる。


ジュニア内グループはデビューを前提としたグループではない。
ジュニア時代からグループ名を与えられ、活動しデビューする組も近年は多いが、組んでいたわけではない人同士が集められてデビューするパターンが一般的な気がする。


もしかしたら自担が望んでいる形では活動が出来なくなるかもしれない。
ジュニア担であればそれは絶対について回るはずだ。

 

デビューは1つの通過点でしかない。
デビューしても人気が出るか、ヒット曲や俳優業もこなせば出世作が出来るか、冠番組が持てるか。
様々な錘をしょいながら、常にトップを目指している。

 

そしてその通過点に立つまでも、試練の繰り返しで、努力しても幸運の女神の前髪をつかめるのはほんの一握り。

この業界は多かれ少なかれ運が必要だと思う。
事務所に押してもらえる(オキニと同じグループに選抜される)これも運だし、ジュニア時代に出たドラマが当たるとかも運だと思っている。


そしてもう1つ大事なのがどれだけ動員できるかというファンの数。
これも絶対に無視できない要因の1つだと思う。
もちろんこちらが何を言ったところで鶴の一声はある。

それは間違いなくある。
でも動員力があれば、次も声がかかる可能性が高いし、
ファン声援や応援が当人たちのやる気に繋がっていることも事実。
もちろん今回のことで言えばクリエに入って応援できれば何も言うことはない。
でもそれが出来ない。

 

クリエの当日券に並んで、
人気があることを少しでもいいから証明しようというファンの気持ち。
これがそれに代わればと思う。
それに答えるかのように岸くんは当日券に並んだ人の為に出てきてくれたと聞いた。
この話を聞いてそういうファンの思いが少しでも伝わっているんだなと思った。

 

また数にこだわる必要ないという人も多いと思う。
それは確かに一理あると思う。

でも数って一番分かりやすいかなとも思う。

デビューしていない組はCDの売り上げという明らかに分かるようなものがない。
クリエのような自分たちだけの公演の応募数や倍率そういう数が、自分たちの人気を示す指数になっているんだと思う。

だから、ジェシーや大我に遭遇した人が、僕たちのファンになってください、並んでくださいって言われたんだよね。それってやっぱりそういうことなんじゃないのと思う。

 

長々と自分の想いを書いたが、少しでも多くの人に頑張っているジュニアが見つかってくれるといいと心から願っている。